漆塗りスプーン物語

漆塗りスプーンは、大小とレンゲタイプの3種類をそれぞれ拭き漆塗りと本漆塗りで合計6種類を私、鈴木尚和がデザイン致しました。山久漆工さんとの最初の出会の時、究極の漆塗りのスプーンを作りたいと夢を頂き構想5年越し、制作には1年以上の歳月を掛けました。モックを作り、図面で調整、3D加工と手仕上げで試作、試作が出来た段階で、ヨーグルトを食べたり、スープを飲んだり、カレーを食べたり、1回で上手くいく訳も無く、何度もトライ致しました。難しかったのは、スプーンの幅と深さ、そして柄の部分とのバランス。食べ心地、持ち心地、眺め心地など感覚を大事にし、お陰さまでちょっと色気のある満足のいく出来映えになりました。